健康経営優良法人2020インタビュー(アクサ生命)

当社は健康経営優良法人として、2019・2020 2年連続認定の取組を評価していただき、アクサ生命様よりインタビューの依頼を受け、アクサ生命社内報「Voice Report」に掲載されました。今後も従業員の健康を会社の財産と捉えて事業に取り組む所存です。

従業員の健康こそが会社の財産、企業の経営と合致

2014年に先代社長より引き継ぎ、まずは社内規程の見直しに着手。会社の歴史の中で慣習化していた事柄を精査し、ルールとして明確に社員に提示しました。例えば、全社員対象に有給休暇の5日間の取得を推進する際には、休日の増加=業務が滞ると前社長から大反対されました。従業員にも説明したうえで、1年トライしてみたところ、業績は悪化するどころか見事にアップしました。

社員挙げてのアナログ手法で感染症を撃退!CCIセミナー参加で更なる取組の強化へ

2016年に従業員がインフルエンザで4人同時にダウンし、大打撃を被ったことがあります。その経験を教訓に「うがい手洗いチェック表」を作成して洗面所に貼付し、全社員が何度もこまめにうがい手洗いを行ったところ感染者はゼロに。このような取組の中、3年前に商工会議所の健康経営セミナーに参加したところ、講師として話されていた事業所の取組事例や考えを聞き、自分の考えていた事とまさに一致。“わが意を得たり”具体的な取組を行って、優良法人認定取得を目指す事となりました。

社長自ら、ひとつひとつ丁寧な説明をすることで社員全員に理解してもらえました。

具体的な取組として、まずは健康診断100%全員受診とし、受診できない言い訳は一切聞きません。結果を受けては社長自らが社員と個別面談を行っています。また、野菜ジュースを常備し、自由に飲めるようにしていますし、営業や現場作業では熱中症対策としてスポーツ飲料も同様の扱いとしております。また、タイムカードをデジタル化し、従業員の勤務状況をリアルタイムで把握できるようにしました。2週間で20時間残業を超えた段階で声をかけ、分けられる仕事は他の者に分散して、長時間労働是正の取組を行っております。

社員のモチベーションアップと健康経営優良法人認定

このような取組を行った結果、社員個々の自己管理意識の向上にも役立っているのと、取組にも社員参画型の動きができるようになりました。会社としては、時代の流れを読み、企業として成長してきていますが、今後は社員にとっての自信に繋がるように、これからお会いする学生の皆さんにも少しでも認知していただけるようにと考えています。健康経営優良法人認定取得も社員への安心と会社の成長に繋がると思います。

健康経営は全ての中心です

コロナ対策も、構想していたテレワークを即、具現化し、タブレット等を使用した在宅リモートや、従業員同士が密にならないよう交代勤務ローテーションを行い、感染者もなく、業務に支障はありませんでした。従業員の健康や命は「会社の財産」という当社の考えの通り、全ての中心となっているのが健康経営です。「健康経営優良法人 2020 」に認定されたことは小さいながらも、数年をかけて社内を改革してきたことが、社会的に認められたと思っております。更に従業員が健康で働きやすい、仕事に専念できる環境づくりを意識しております。